みなさん、来シーズン用牡蠣の種付け作業を開始しました。
どこの漁業者よりも早くをモットーにしています。
今年も虫明、日生地区で一番早い種付け作業ができています。
早くするメリットは2つありますよ。
1つは、当然早く付ければ牡蠣の成長も早いことです。年々シーズン最終が伸びてきていて
5月半ばまであります。他の漁業者はシーズンが終了してからの種付けとなりますが
私たちは筏5台の種付けを5月までに目標としています。
1つは、牡蠣の外的である魚に食べられにくいことです。
年々牡蠣の外的であるチヌ、フグ、エイといった魚が増えていて牡蠣が食べられて困っています。
しかし、1月2月はまだ魚の食欲もそれほどありません。小さい牡蠣だけを狙って食べているので
早く種付けをして牡蠣を大きくしておけば被害も少ないということになるんですよ。
他にも筏の周りに針金やホタテバンを付けたロープを垂らして筏の中に入られないような対策を
しているんですよ。